資格を取得して就職した看護師が一人暮らしを始めると私生活が疎かになってしまうことがよくあります。働き始めたときには仕事の量の多さに圧倒されてしまい、勉強しなければならないことも多くて私生活にあまり時間を割けない状況になってしまうのは稀ではありません。仕事に慣れていくとだんだんと余裕ができるものの、そのまま一人暮らしを始めた頃からの生活を続けてしまいがちになります。
生活リズムが乱れてしまうのは、病院などのように夜勤がある職場で働いているときには仕方ないことかもしれません。しかし、食生活も乱れてしまって栄養不足になっていることも、食事を抜く生活をしていることもよくあります。休日もだらだらと寝て過ごすようになってしまう人も多く、疲れを癒すためだと自分に言い聞かせている看護師も多いのが事実です。一人暮らしを続けながらも生活改善をしなければならないと思い立つタイミングとして多いのは仕事が辛くなってきたときであり、体力的な負担が慢性化していたり、精神的な厳しさが実感されるようになったりしてようやく私生活に問題があったと気づくことが多くなっています。
一人暮らしのうちは自分のことだけを考えれば良いので、生活改善も行いやすいというメリットがあります。早めに生活改善の必要性に気づいた人は比較的簡単に、生活リズムや食生活を正すのに成功しています。問題は気づけるかどうかにあると言っても良いでしょう。